シミ、くすみ、肝斑
日光性色素斑(老人性色素)
30代から徐々に出現する、いわゆる「シミ」です。
紫外線を主な原因として発生し、大小さまざまな形の
「輪郭のはっきりした茶色の色素斑」として現れます。
またお顔以外にも、手から肩など紫外線にあたる部位や
体のあらゆる部分に出現します。
オススメの治療 ⇒ ライムライト、アキュチップ
雀卵斑(ソバカス)
思春期前後から目の下~鼻背にかけて、
直径3〜5mmの細かい茶色の色素斑として現れます。
遺伝的な要素が関係し、
白人(日本人であれば色白の方)に多いとされています。
オススメの治療 ⇒ ライムライト、アキュチップ
肝斑
20代後半~50代前半の日本人女性に多く見られる色素斑です。
シミが「輪郭のはっきりした色素斑」であるのに対して、
肝斑は頬や鼻の下に左右対象に「地図のようにぼんやりと」現れ、
広範囲に生じる場合もあります。
原因は①紫外線、②お肌の刺激、③女性ホルモン と言われており、
夏場(5月~9月)に濃くなる傾向にあります。
オススメの治療 ⇒ 肝斑治療薬、トーニング、スプリング
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
額や頬・鼻翼部などに、左右対称に直径1~3 mmの灰色の色素斑が
いくつかまとまって出現します。
シミが茶色であるのに対してADMは灰色に見えるのは、
メラニン色素がシミよりも深いところにあるためです。
左右対称に現れるために肝斑と混同されがちですが別の症状です。
また遺伝性も高いとされますが、
加齢、紫外線、ホルモンバランスの崩れなどの影響が考えられています。
オススメの治療 ⇒ トーニング、外用薬
くすみ(色素沈着)
お肌が擦れたり炎症が長期にわたると生じる、
薄くぼんやりとした色素斑です。
紫外線に当たる機会の多い方や、以前にアトピー性皮膚炎の治療歴のある方、
花粉症やコンタクトレンズ・メイク等で目の周りを擦る癖のある方に生じやすくなります。
目の下の「茶クマ」は色素沈着が原因です。
オススメの治療 ⇒ 肝斑治療薬、トーニング、スプリング