2020夏 お肌のトリートメント
ネット通販(楽天やアマゾン)でチェックするのは
スニーカーやバッグ、Tシャツよりも
マスクや消毒用品といった衛生材料ばかり、、。
皆さんと同じように、除菌グッズに詳しくなりました(笑)。
こんにちは。
パストリーゼ小澤です。
ここ最近のブログの内容が
・ステイホーム(コロナ)
・辻堂ファームの近況
こんな内容ばかりだと読者の皆さんも飽きてしまうんじゃないかと
勝手に危機感(?)を募らせておりました。
お仕事(美容皮膚科)を疎かにしておりましたこと
お詫び申し上げます(汗)。
さて今日の内容は「夏場のお肌のメンテナンス」。
まずはシミ、肝斑、クスミについてお話します。
当院で行っているシミ治療(ライムライト、アキュチップ)ですが、
やはり紫外線の影響を受けるのでベストは10月~4月。
でもケアをしっかりしていれば真夏でも大丈夫です。
今年は外出時にマスクをされるのでチャンスかも??
例えば陽にあたる機会が少なく、色白の方(日焼けをしても赤くなるタイプのお肌)は
夏場でも問題なく施術できます。
これはライムライトに代表されるフォトフェイシャルの原理に関係します。
ライムライトの光はお肌の色も含め「メラニン(黒色~茶色)」に反応します。
また「色のコントラスト(色調の差)」を利用して治療を行うため、
お肌のベースの色が白く、シミが濃いほど反応しやすいんです。
なので注意したいのは、
・紫外線を吸収しやすい( =色黒 )方
・肝斑のある方
・屋外のアクティビティーをされている方
・施術の前後2週間の間に日焼けした(する予定のある)方
このような方にライムライト(アキュチップ)を照射すると
ヤケドするリスクが、、。
(その前にオザワがストップします。)
ヤケドまではいかなくても、ほとんどシミに反応しません。
ただそのような方はライムライトから始めるのではなく、
スプリング(ホワイト、スペシャル)などの導入治療から始めて頂きます。
(必要に応じて肝斑内服薬や外用薬を併用していただきます。)
※なお肝斑やクスミがメインの方は、
2~3週間隔でトーニング+スプリングを複数回施術します。
徐々にお肌のトーンを上げるとシミとのコントラストがついて、
日差しの弱くなる時期(10月頃)には
シミ治療(ライムライト、アキュチップ)ができるんです。
ひと手間かかりますが、
当院では辻堂という地方柄(?)、このような方も沢山来院されています。
他のクリニックで「色が黒いから」とシミ治療を断られた方、
サーフィンやテニス、ゴルフをしていてシミ治療をあきらめている方はぜひご相談くださいね。
次はホクロの治療について。
当院のホクロ治療は2つ。
①平らなホクロに「QスィッチYAGレーザー」
➁膨らみのあるホクロに「電気焼灼法」
(悪性等が疑われる場合は、保険で切縫手術を行う場合もあります。)
YAGレーザーのメリットは傷跡が残らないこと。
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)や電気焼灼法で平らなホクロを削ると、
やっぱり凹んだキズが残ってしまいます。
もちろんデメリットもあって、
YAGレーザーの場合、1カ月間隔で複数回の照射が必要。
またホクロの種類(膨らみのあるホクロ、色素が深くまであるホクロ)によっては
全く反応しない場合もあります。
この場合は後述する電気焼灼法になります。
YAGレーザー施術後は4~5日間、透明なフィルムで患部を保護していただくだけ。
フィルムの上からメイクも洗顔もOKなので、楽チンです。
次に膨らみのあるホクロは削ります(電気焼灼法)。
患部(ホクロ)に局所麻酔を注射後、電気メスでホクロを削ります。
治療は5分ほどで「えっ」という間に終わります。
施術後は「深い擦り傷」のような状態になるので、
2週間ほど小さな絆創膏で保護していただきます。
(マスクで絆創膏を隠せる今がチャンス??)
最後は毛穴やリフトアップ、シワ治療について。
リフトアップ治療のタイタンや毛穴治療のジェネシスも紫外線の影響を受けません(※)。
(※コラーゲンをターゲットにした波長だからなんです。)
なのでこの時期はシミ治療をお休みして、リフトアップに専念するのもアリです。
ダウンタイムも無いので、
「注射系の治療は考えていないけど、タルミやシワが気になる」方は是非お試しください。
もちろんボトックス注射、ヒアルロン酸注射、水光注射も紫外線の影響を受けません。
水光注射/水光ボトックス注射は、施術後に小さな内出血が生じる可能性があります。
こちらもマスクで隠せる今年はチャンスかも??
長々と書きましたが、
夏場はクリニックに来院される患者様が減るんです(本音)。
※美容皮膚科のピークは12月と3月。
ソーシャルディスタンスをしっかり保てるので、
是非この時期にお越しくださいませ~(笑)
※感染予防対策は継続しています。
ではでは。
ラコスタ辻堂スキンクリニック
小澤 剛