東北に力を。
こんにちは。
今日もラグビーワールドカップにまつわるお話。
各地で盛り上がりを見せているワールドカップですが、
2011年の震災で甚大な被害を受けた釜石でも試合が行われました。
釜石の沿岸部は津波の被害でがれきの山に。
そこで沿岸部を整地し新しく球技専用のスタジアムを建設しました。
ワールドカップを誘致するためです。
釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
釜石には昭和50年代に日本選手権7連覇した社会人ラグビーチーム「新日鉄釜石」があり、
ラグビーの町として有名だったんです。
そして昨日、フィジー代表とウルグアイ代表が釜石の地で対戦しました。
試合前には黙とうが行われ、試合は格下のウルグアイが勝利。
大漁旗とラグビー。
日本開催、それも釜石ならではの光景です。
喜ぶウルグアイの選手たち
まだ仮設住宅で生活しておられる方もいらっしゃる中、
この試合が世界中で放映されることで
釜石、そして東北に勇気と力を与えることができたと思います。
頑張れ、東北!
ここでちょっとほっこりするエピソードを。
試合前に両チームが並んでそれぞれの国家を斉唱しました。
(サッカーの国際試合でもありますよね。)
日本人のエスコートキッズ(選手の先頭に立ってグランドに案内する子供)が
ウルグアイ国歌を選手と一緒に斉唱してたんです。
これには試合後の会見で、ウルグアイの選手も
「こんな経験は今までない。嬉しいサプライズだった。思わず肩を抱きしめたよ。」と。
熱唱する左端の男の子。
ええ話じゃあないですか。
きっとカタカナに直して一生懸命練習したんだろうな、、。
立派な「おもてなし」ですね。
ではでは。
ラコスタ辻堂スキンクリニック
ワールドカップで寝不足の小澤でした